乳がん19年目でわかったこと

乳がん19年目。初発は完治、その後再発、再再発し、現在トリプルネガティブステージ4。がんになってわかったことをブログにまとめたら、誰かの役に立てるかもしれないという想いで書いています。

AC療法中の周期と注意点

AC療法での主な副作用は、ここまで書いた通りだったが、4クール行うと、それなりに自分のパターンがわかるようになった。


副作用には一定の周期があり、バイオリズムのように、調子の良い時期、注意したほうが良い時期というのがある。私の場合はこのような周期だった。


薬物代謝時期:1日〜9日頃


抗がん剤と経口薬を5日ほど摂取するので、代謝の為に大量に水を消費する時期。カチコロの便秘になる。出掛ける時にも水をこまめに飲む必要がある。


肝臓に負荷がかかるので、アルコール類は飲まない方がよいようだ。私は抗がん剤治療期間は結局ずっと禁酒した。


要注意期間: 7日〜14日頃


抵抗力、免疫力が落ちるのが、投与から7日〜14日頃で、このタイミングには何かしらが発生しやすい。

健康な状態であれば数日で回復するようなことであっても、AC療法中はこじらせたり、長引いたりするのだ。


1クール目は、この時期に歯肉炎で顔まで腫れて、腫れが引くまで4日かかった。

2〜3クール目は、注意して過ごしたので何事もなかった。

4クール目には食中毒になった。家でしゃぶしゃぶをして、生肉を箸でしゃぶしゃぶしたのがいけなかったようだ。丸3日、水ですら口に入れると吐くという辛さだった。


どちらにしてもこの辺りは、刺身や貝など生物を食べるのは基本的に避け、鉢植えなどの用土なども触れないようにして過ごした。コロナ禍もあるので、人混みにも近づかなかった。


引きこもり期間: 10日〜12日頃


特に10日〜12日頃は骨髄抑制によって骨痛があり、脊髄から腰にかけて痛くなるので、温めてゆっくり寝て過ごすのが良い時期だった。

人に会ったり出掛けたりせず、ゆっくり引きこもっているのが良かった。


絶好調期間:15日〜22日頃


少しずつ抗がん剤が抜けていき、比較的健康な状態へ回復していく時期。出掛けたり、人と会うのはこの辺りがベストだった。


こうして体調が回復したタイミングで、次の2クール目と続いて、また同じような周期を繰り返していく。